歯周病とは、歯を支えている歯肉(歯ぐき)や骨に起きる病気で、「歯槽膿漏(しそうのうろう)」とも呼ばれます。むし歯と違って痛みはありませんが、進行すると歯ぐきが腫れる、歯磨きをすると出血する、口臭がひどくなる、歯がぐらつく、などの症状が現れます。
歯周病はお口の中だけでなく、血管を通じ全身に様々な影響をおよぼします。
当院では、専門的で高度な歯周病治療を提供致します。
歯周病の原因
歯周病の原因はむし歯の原因と同じく、プラーク(歯垢)です。
プラークは細菌の塊です。プラーク1mg中に約10億個もの細菌がいると言われています。
歯と歯ぐきの間には歯周ポケットと呼ばれる隙間があり、ここにプラークがたまると歯肉が炎症を起こして腫れます。これを歯肉炎といいます。
さらに進行すると歯ぐきの腫れがひどくなり、炎症が歯を支えている骨まで及ぶと、歯ぐきから膿が出たり、歯ぐきがやせて下がってきたり、歯がぐらついてきたりします。これを歯周炎といいます。
歯周炎がさらに悪化すると、骨が溶けて歯のぐらつきがひどくなり、食べ物を噛むことができなくなって、最後には歯が抜け落ちてしまいます。
成人の85%の人が歯周病に罹患していると言われています。
ご自身のブラッシングでプラークがたまらないようにコントロールする!すなわちプラークコントロールが歯周治療で最も重要になります。
当院では磨ききれない汚れや、磨きにくいところの汚れを歯科衛生士がクリーニングを行います。
またブラッシング指導をさせていただき、患者様と共に行う健康な口腔環境作りに力を入れています!
定期的なプロによるクリーニングをおこなうことにより、歯を失う確率は1/3以下になると言われています。